エクステとカラーは同じ日にできる?

エクステをつける日に地毛のヘアカラーを染める事はできます

同じ美容室でエクステとカラーを両方している所も増えてきているので、同じ美容師さんにしてもらうのがオススメです

ただし、以下の場合は同じ日にできなかったり、あまりおすすめではない事もあるので注意が必要です。


エクステとカラーが同じ日にできない場合

エクステとカラーを同じ日にする場合、以下の事に注意しましょう

ブリーチカラーをする場合
極端な色の変更をする場合
色抜けが激しい場合

では、詳しく解説していきます。

エクステとカラーを同時にできない場合①地毛がブリーチ毛の人

シールエクステをつける場合のみ、ブリーチやダブルカラーした当日にエクステをつけるのはオススメしません。

ブリーチやダブルカラーをした日から3日間は薬剤成分の流出が激しいのでエクステが取れやすくなっています
(シールエクステの場合のみ)

3日経過すると、薬剤の流出もある程度落ち着いてくるのでエクステをつけても問題ないかと思います

エクステとカラーを同時にできない場合②色が明るくなりやすい髪質の人

極端なカラーチェンジや色抜けが激しい人も注意が必要です

例えば金髪の人が暗めのグレーやピンクに染める場合、2週間ぐらいかけて色抜けしていきます。

その時にエクステも染めたての色に合わせてつけると、2週間後には地毛だけ色抜けしてくるので、エクステと地毛の色の差が出てしまいます。

ある程度色抜けた後の色(明るめの色)のエクステをつけると、色抜けた後でも綺麗に馴染みます。

最初の2週間はかなりグラデーションな仕上がりになってしまいます。

グラデーションの仕上がりになりたくない人はカラーをしてから1-2週間空けてからエクステをつけるのがオススメです!


エクステをつけたまま美容室でヘアカラーは出来る?

次はエクステをつけたまま美容室でカラーをする方法や注意点を解説していきます。

場合によっては断られてしまうこともありますが、以下の事を知っておくと役立つと思います!


エクステを染める場合どのようなカラー剤がいいですか?

①アルカリカラー

美容室で行う一般的なカラー剤。
アルカリ剤」が発色して染めてくれる。ダメージが大きく、色持ちは良いが髪のダメージにつながる

②ヘアマニキュア

アルカリカラーのアレルギーがある人が使うカラー剤。
アルカリが入っていない分ダメージは少ないが、肌につくとなかなか取れない。
美容師以外が使うのは難易度高い

③カラートリートメント

塩基性カラー」「カラーバター」とも呼ばれ、ドラッグストアでも売られている。
色味のついたトリートメント成分で染めるのでダメージはほぼないが、暗くすることしかできない

④カラーシャンプー

色味のついたシャンプーの事。
一番リスクは少ないが、染まりは薄いので色抜け防止程度に使う


どの種類のエクステならつけたままカラーができますか?


エクステには大きく分けると以下の種類があります

・編み込みエクステ
・シールエクステ
・プルエクステ
・チップエクステ
・羽エクステ

この中で、つけたままカラーができないのは【シールエクステ】になります

シールエクステは油分やアルカリに弱いです。
エクステをつけたままカラーをすると、カラー剤の油分やアルカリで取れてしまう可能性があります。

シール以外のエクステはカラー可能ですが、接着部(根本部分)はカラー剤が浸透しなくて染まりません。
リタッチカラーをする場合はその事も覚えておいてください


エクステとカラーのおすすめな方法と順番

地毛を染めてエクステをつけたい時

1.地毛のカラーをする
2.エクステをつける(グラデーション仕上がりになりたくない人は1週間ほど前にカラーをしておく)

ブリーチカラーをしてエクステをつけたい時

1.ブリーチカラーをする
2.3日以上経過後、エクステをつける
(グラデーション仕上がりになりたくない人は1週間ほどあけてエクステをつける)

エクステをつけたままカラーをしたい時

リタッチカラー
ブリーチやハイトーンのカラーは失敗しやすいので避ける

全体カラー
エクステにカラー剤がつかないように注意する・ブリーチやハイトーンのカラーは失敗しやすいので避ける


カラーした後の色落ちを防ぐ方法

エクステをつけたままカラーをする事は可能ですが、色ムラやエクステが取れる原因になる可能性が高まります。

出来るだけ色抜けを防ぐことが大切になります。

最後に染めたカラーの色抜けを抑える方法をご紹介します。

・カラーシャンプーを使う
・お湯の温度は低めにする
・ドライヤーやアイロンの温度は低めにする
・紫外線予防をする

カラーシャンプーを使う

カラーの色素は毎日のシャンプーをする時に一番色抜けしていきます。
それ自体は防げないので、「シャンプー時に色を足してあげよう」というのがカラーシャンプーの考え方です。

寒色系(アッシュやグレー)に染めた人は【紫シャンプーやアッシュシャンプー】

暖色系(ピンクやバイオレット)に染めた人は【ピンクシャンプーやオレンジシャンプー】

を使うのがおすすめです(自分が染めた色味に合わせて選んでください)

他にも【ブラウンシャンプー】などもあるので、色々と挑戦してみてください!

お湯の温度は低めにする

シャンプー時に一番色抜けしますが、お湯の温度が高いほどキューティクルが開いて色抜けが激しくなります。逆にお湯の温度を低くする事によって色抜けを抑える事も出来ます。

夏場は水に近いぐらいの温度でも良いですし、冬場はぬるま湯ぐらいの温度にするだけでも効果はあるので、そちらもぜひ挑戦してみてください

ドライヤーやアイロンの温度は低めにする

シャンプーの他にも【紫外線やアイロンの熱】も色抜けの原因となります。

特に寒色系(アッシュやグレー)のカラーは紫外線や熱に弱く、色抜けの原因となるので、アイロンやドライヤーの温度を出来るだけ低く抑えたり、紫外線予防の効果があるヘアスプレーを使うなどして紫外線対策をする事も効果的です!

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