まずシールエクステとは?編み込みエクステとの違いは?

エクステは大きく分けて以下の種類があります

・編み込みエクステ
・シールエクステ
・プルエクステ
・超音波エクステ
・チップエクステ
・LEDエクステ

今回はエクステの中でも取り扱いが多いシールエクステについて解説していきます

20年ほど前は編み込みエクステが主流で、エクステといえば編み込みエクステでした

それが10年ほど前からシールエクステが登場して、現在はシールエクステが主流になっています

【編み込みエクステの特徴】

地毛にエクステを三つ編みで編み込んでゴムでくくってつける
・根元がボコボコして頭が大きくなる
頭皮が引っ張られて痛くなりやすい
・持続期間は1ヶ月半から2ヶ月

といった特徴があり、編み込みのデメリットを改善したエクステとしてシールエクステが登場しました。

続いてシールエクステの特徴を見ていきましょう


知っておきたいシールエクステのメリット・デメリット

シールエクステはエクステの根元がシールになっていて、地毛にシールを貼り付けて取り付ける施術方法です。
編み込みに比べて早くて簡単に取り付けられるものとして登場しました

シールエクステのメリット

根元がフラットなのでボコボコしない
根元が引っ張られないので頭皮が痛くなりにくい
編み込みより馴染みやすい

というのが、シールエクステのメリットとなります。
基本的には編み込みよりお手入れもしやすくて便利なのですが、デメリットもあります

シールエクステのデメリット

編み込みに比べて持続期間が短い(3週間程度)
※最近は高粘着で1-1.5ヶ月持続するタイプのシールエクステも登場しています
日が経つとシール部分にベタつきが出てくる
括ったりしにくい

というようなデメリットもあるので、編み込みが悪くてシールが良いというより、その人の好みによるかと思います

ですが、近年シールが主流になっているので、編み込みよりシールエクステを選ぶ人が増えてきているからだと思います


シールエクステの基本の付け方

続いてシールエクステの付け方を解説していきます。
シールエクステは自分でも簡単に取り付けられるので、自分で取り付けられるエクステセルフキットも登場しています

1.シールエクステをつける部分の地毛を分けとる
2.シールエクステに地毛を挟み込む
3.指でギュッと抑えて取れないようにする

この3ステップで簡単に取り付けられます。

実に簡単ですが、一度つけるとつけ直しが難しいので、つける位置や地毛の量など繊細さを求められます。

心配な方はお店でつけてもらう事をオススメしています!


シールエクステでボリュームアップする付け方

エクステは地毛をロングに伸ばすためのもの】として人気でした。

最近はデザインカラーのためにエクステをつける人や、地毛のボリュームがなく、毛先がスカスカなので【地毛のボリュームを出すためにエクステをつける】ためにつける人も増えています!

次はシールエクステでボリュームアップさせたビフォーアフターの実例を紹介していきたいと思います

シールエクステでボリュームアップのビフォーアフター

シールエクステでボリュームアップする付け方のポイント

地毛と同じ長さでエクステを付けたい人は20-40本程度が目安です。

毛先の厚みを出す程度でしたら20本ほどで十分ですが、地毛の長さも長くしたい場合は40本程度必要になってきます

シールエクステでボリュームアップする本数と値段

20本7,000円(1本350円)
・40本14,000円(1本350円)


シールエクステでロング(長さ出し)にする付け方

シールエクステでロングのビフォーアフター

シールエクステでロングにする付け方のポイント

シールエクステでロングにする場合は60~80本が目安となります。

地毛の長さが長いほど必要なエクステの本数は少なくなりますが、地毛の毛先に厚みがあると、馴染みにくくなります。

その分馴染ませるのに本数を増やさないと馴染みにくくなるのです。

シールエクステでロングにする本数と値段

60本21,000円(1本350円)
80本28,000円(1本350円)


シールエクステでインナーカラー・グラデーションを入れる付け方

シールエクステでインナーカラー・グラデーションのビフォーアフター

シールエクステでインナーカラー・グラデーションを入れる付け方のポイント

シールエクステでインナーカラーを入れる時の目安は10-20本程度となり、本数が多いほどしっかりとインナーの色味が出やすくなります

グラデーションの場合、長さを地毛より出すので本数は60~80本程度と多くなりますが、地毛の毛先を梳かすなど軽めにすればその分本数は少なくて済みます

インナー10本4,950円
インナー20本8,450円
・グラデーション60本21,000円
・グラデーション80本28,000円


シールエクステでメッシュを入れる付け方

シールエクステでメッシュのビフォーアフター

シールエクステでメッシュを入れる付け方のポイント

シールエクステでメッシュやハイライトを入れる場合は10-20本程度が目安となります。

本数が多いほどしっかりと色味は出ますが、メッシュのような派手な感じが苦手な人は10本程度に抑えておく方が良いかもしれません。

シールエクステでメッシュを入れる本数と値段

表面ハイライト10本:4,950円
表面ハイライト20本:8,450円


シールエクステの基本の外し方

Step1:貼付部分を露出させます

細かいコームなどでシールの粘着部分を少し剥がします

(コームの歯の部分が折れてしまいやすいので鉄のコームを使うか、百均などで壊れても良いコームで行って下さい)

Step2:粘着部分にオイルをつけてシールの粘着力を弱めます

シールは油分に弱いので、露出させた粘着部分にオイル

(ベビーオイルでもクレンジングオイルでもなんでもOK)をつけて粘着を緩めます

オイルをつけた後5分ほど置くと粘着が取れやすくなります

できればお風呂場で行うなど周りが汚れても良い環境で行うのがオススメ

Step3:接着面を剥がすきかっけを作ります

オイルで粘着が緩んだら、接着面にコームを差し込んで、更に剥がしていきます

Step4:剥がします

シールの粘着が地毛から剥がれたら、エクステを引っ張って取り外します

※高粘着のシールの場合、自分でオフすると粘着のベタつき感が残りやすくなります。

数日で粘着残りはなくなりますが、心配な方はエクステを取り扱っているサロンなどでオフしてもらうとキレイに取り外してもらえます


シールエクステのお手入れ方法

続いて、エクステをつけた後の具体的なお手入れ方法や注意事項を解説していきます

エクステはお手入れ方法によって持続期間やパサつき具合に差が出るので、可能な限り以下の方法でお手入れしてあげて下さい

シールエクステのお手入れ方法①:
ドライヤーは出来るだけしっかり行う

シールエクステで一番大切なのは【湿気と油分を避ける】事です。
お風呂上がりにドライヤーをすぐにせず、しばらく時間を置いてからドライヤーをする人は多いのではないでしょうか?

エクステが濡れた状態で時間放置すると、シールが取れやすくなったり、ベタつき感が出やすくなります。

お風呂上がりのドライヤーは出来るだけすぐにしっかり行ってください!

特に根元のシール部分をしっかり乾かす様に意識してドライヤーをしてあげる事

シールエクステのお手入れ方法②:
ブラッシングをこまめに行う

ドライヤーに次いで大切なのは【ブラッシング】です。

エクステが絡まったまま放置すると、そこを起点にどんどん絡まりがひどくなっていくので毎日こまめにブラッシングをしてあげる事が重要です

ブラッシングに使用するブラシは【刃先が柔らかいもの】を使用し、朝晩だけでなく日中もこまめにブラッシングを行ってあげて下さい

シールエクステのお手入れ方法③:
ヘアオイルの使用は避ける

シールエクステは【湿気と油分を避ける】事が大切

ヘアオイルを普段使っている方は注意が必要です。

地毛にはサラサラになってもエクステにヘアオイルは濃すぎてベタつきの原因になったり、シール部分にオイルがつくと剥がれる原因となったりします。

エクステをつけている期間はヘアオイルの使用は避けて下さい

シールエクステのお手入れ方法④:
洗い流さないトリートメントは
【クリームタイプ】を使う

エクステにヘアオイルはNGですが、エクステのパサつきを抑えるためにトリートメントを使用するのは大切な事です。

特に洗い流さないトリートメントは毎日使用するのが必須です。

オイルタイプではなく【クリームタイプ】(乳液やミルクタイプもOK)を使用してからドライヤーをしてあげてください

シールエクステのお手入れ方法⑤:
寝る時はシュシュで二つ括りかナイトキャップ

寝ている時の髪の摩擦は想像以上に大きく、朝起きた時の髪の絡まりの原因となります。

寝る時には髪を【大きめのゴムやシュシュで二つ括り】にするか、【ナイトキャップ】をかぶって寝るのがオススメです!

この時、シュシュやナイトキャップは【シルク素材・サテン素材】のようなサラサラとして髪が絡まりにくいものを使用してあげるのも良いでしょう!


シールエクステとカラ-のQ&A

最後にシールエクステとカラーのよくある質問についてお答えしていきたいと思います

Q
シールエクステとカラーは同時にできる?
A

シールエクステをつける日と同時に地毛のヘアカラーはしてもOKです
但し、以下の注意が必要です

・ブリーチをした当日はシールエクステが取れやすくなる
(3日以上経過してからエクステをつけたほうが良い)
・シールエクステをつけたまま地毛のカラーはできないので、必ず先にカラーをしてからエクステをつける

・金髪やシルバーなど、ハイトーン系のエクステをつける場合は地毛の色抜けた色素がエクステについて染まらないように注意する

Q
シールエクステを付けたまま、市販のカラー材でセルフカラーできる?
A

エクステをつけたままカラーをすると、染まりムラや絡まりの原因となるのでNGです

カラー剤の油分やアルカリ剤でエクステが取れる可能性が大きいので、市販であってもサロンであってもエクステをつけたままカラーをするのはやめましょう

色抜けや根元のプリンが気になる人は先にカラーを行ってからエクステをつけてあげるようにしましょう

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