サロンで丁寧に装着してもらったシールエクステ
「すぐに取れてしまった」「パサついて広がる」「絡まってしまう」そんな経験はありませんか?
その原因、実は“自宅での洗い方”かもしれません。

エクステのよくあるトラブル

・すぐに取れてしまう
・パサつき/広がり/絡まり
・頭皮が荒れる

この記事では、美容師が現場で実際にお伝えしている「シールエクステの正しい洗い方・乾かし方」を徹底解説
長持ちさせるための秘訣や注意点、日常ケアまで完全網羅でお届けします。


シールエクステ、正しく洗えてますか?

意外と多くの方が、「普通の髪と同じように洗えばいい」と思っているシールエクステ

しかしそのままの洗い方では、接着面が浮いたり、毛先がパサついたりと、さまざまなトラブルの原因に。

実はシールエクステには“エクステ専用”の洗い方があるのです。
それを知らずに毎日シャンプーしてしまうと、せっかく付けたエクステの寿命をグッと縮めてしまうことに。

よくある間違った洗い方

・頭皮をゴシゴシ擦る
・エクステが絡まったまま洗う
・予洗が不十分
・油分が多いシャンプーを使う


洗う前の準備がカギ!まずはブラッシング&予洗い

絡まり予防に、毛先からブラッシング

シャンプー前の「ブラッシング」は、エクステケアの第一歩。
毛先からやさしくほぐすように、刃先の柔らかいブラシを使って全体を梳かしましょう!

毛先 → 中間 → 根元の順で、無理に引っ張らないのがコツです。

ブラッシングのポイント

・刃先の柔らかいブラシを使う
・力を入れず優しく梳かす
・毛先➤中間➤根元の順に

予洗いをする理由

湯洗い(お湯での洗浄)」は、洗髪の7割を占める最も大切なステップ。
38〜40℃のぬるま湯で、頭皮を中心に3分ほどしっかり流すことで、皮脂やホコリ、スタイリング剤の大半を落とせます。

予洗のポイント

・40℃以下の温度で行う
・3分間しっかり行う


シールエクステの正しいシャンプー手順

泡立ててから髪にのせる「泡洗い」が基本

シャンプーは直接髪に付けず、まず手でしっかり泡立ててから、頭皮だけに優しくなじませましょう。
エクステの毛先には泡を乗せる程度でOK。

オイルシャンプーやしっとりしたシャンプーは要注意

油分の多いシャンプーは、粘着部分に残りやすく、取れやすさの原因に。
おすすめは「さらさらタイプ」や「薬用・クレンジング系」のシャンプーです。

シールエクステにおすすめのシャンプー15選はこちら


すすぎ&トリートメントのコツ

シャンプー残りはかゆみ・臭い・取れやすさの原因に

しっかり泡立てたら、すすぎも丁寧に。
特にシール部分の根元に泡が残ると、炎症やかゆみ、取れの原因になります。
指の腹で優しくなでながら、2分以上はすすぎましょう。

エクステの正しいトリートメントの付け方

毛先10cmだけに塗布
根元にトリートメントを付けると、油分でシールが浮く原因に。毛先だけでOK。

コームで均等に馴染ませる
塗布後は粗めのコームでやさしく梳かして、ムラなく整えましょう。

放置時間は不要
エクステに必要なのは栄養よりもコーティング力。高級トリートメントでなくても、コーティング力がしっかり入っているタイプを使いましょう!


乾かし方の正解ルート

タオルドライは“押すだけ”

タオルでガサガサ擦るのはNG。
水気は頭皮と毛先をタオルで挟み、ポンポンと押し当てて吸収します。
こうすることで摩擦ダメージを防げます。

ドライヤーのコツ

乾かすのは“お風呂上がりすぐ
濡れたまま放置すると雑菌が繁殖し、シールの接着力も落ちやすくなります。

おすすめは「温風3分→冷風3分→温風3分」の交互ドライ。根元までしっかり乾かしながら、地毛のオーバードライを防ぎます。


就寝対策

就寝前はゆるめの二つ括りやお団子で絡まりを防止

寝ている間の摩擦は、絡まりや取れの原因に。ゆるくまとめた三つ編みやお団子で保護しましょう。
ゴムはシルク素材やファー素材がベスト。

装着後NGな習慣10選はこちら


よくある質問(Q&A)

Q:毎日洗っても大丈夫?
→ 正しい洗い方を守れば、毎日でもOK。ただしゴシゴシ洗いや油分の多いシャンプーは避けてください。

Q:市販のシャンプーでも問題ない?
→ 基本的にOKですが、さらさら系やノンオイルタイプを選びましょう。敏感肌の方は薬用系もおすすめです。


まとめ

シールエクステを長く楽しむには、日々のケアが最重要

・洗う前の予洗い
・泡洗いとやさしいすすぎ
・正しい乾かし方
・就寝前のひと手間

これらを意識するだけで、エクステの持ちがグッと変わります。
せっかくつけたエクステ、少しのコツで美しい状態をキープしましょう!

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